理念
「情報は命を救う」 「情報は生きる支え」
マルファン症候群は、発症率5,000人に1人といわれる希少疾患です。大動脈解離など心臓血管に重篤な症状が出る場合、適切な治療をしなければ、若くして命を落とすことがあります。 私たちはこの2つの理念のもと、患者本人や家族、医療・教育・福祉者など疾患に関わる人たちと社会に対して、マルファン症候群患者の生命危機の低減と、生活環境改善に寄与することを目的として活動を始めました。現在は、ロイス・ディーツ症候群も対象に含めて活動しています。
日本マルファン協会がめざすこと
事業
- 調査研究及びそれらの支援事業
- 情報等の収集及び提供事業
- 教育及び啓発事業
- ネットワーク等構築及び交流支援事業
- 啓発資料等整備及び配布販売事業
社会におけるマルファン症候群/ロイス・ディーツ症候群の理解や知識を深めるために、医療講演会・市民勉強会・交流会などを開催しています。
また関連学会でのブース展示・患者講師派遣・研究協力・厚生労働省への要望書提出・会報や情報誌の発行なども行っています。
ロゴ
日本マルファン協会の略称を考える中で英語表記Japan Marfan Associationから抜き出し『JAMAA』としました。
JAMAAはスワヒリ語で『親族』という意味です。
ジグザグは『つながり・連携』を意味しています。
また、『大動脈の赤』と『手術の縫い目』というイメージで「1回でも手術を減らしたい!」という願いも込められています。
年表
沿革
- 2007年(平成19年)
- 特定非営利活動法人(NPO法人)日本マルファン協会設立(5月18日)
- 2008年(平成20年)
- 協会内に患者と家族のための会『マルファンフレンズ』を設立
- 国際マルファン症候群組織連盟『International Federation of Marfan Syndrome Organizations』(IFMSO)に加盟
- アメリカのマルファン症候群支援団体『National Marfan Foundation』(現The Marfan Foundation)に加盟
- 『NPO法人愛知県難病団体連合会』に加盟
- 『ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会』(VHO-net)に加盟
- マルファン症候群市民勉強会「寺子屋マルファン」事業開始
- 2009年(平成21年)
- 会報誌「Fun」創刊
- 「患者と作る医学の教科書」(日総研出版)“マルファン症候群”の章を執筆
- 2010年(平成22年)
- 遺伝子疾患を持つ親のための市民勉強会「寺子屋でんでん」事業開始
- 2011年(平成23年)
- 『一般社団法人 日本難病疾病団体協議会』(JPA)に加盟
- 2012年(平成24年)
- 事務局長交代により、北九州市へ事務局を移転
- 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等克服研究事業)『患者支援団体等が主体的に難病研究支援を実施するための体制構築に向けた研究』班に参加
- 2013年(平成25年)
- 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等克服研究事業)『患者支援団体等が主体的に難病研究支援を実施するための体制構築に向けた研究』班に参加
- 2014年(平成26年)
- 厚生労働科学研究費補助金 (難治性疾患等克服研究事業)『患者団体等が主体的に運用する疾患横断的な患者レジストリのデータの収集・分析による難病患者のQOL向上及び政策支援のための基礎的知見の収集』研究班に参加
- 2015年(平成27年)
- マルファン症候群の指定難病と治療研究の促進を求める署名活動を実施
- 厚生労働科学研究費補助金 (難治性疾患等克服研究事業)『患者団体等が主体的に運用する疾患横断的な患者レジストリのデータの収集・分析による難病患者のQOL向上及び政策支援のためのQOL評価基準の策定および基礎的知見の収集』研究班に参加
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
助成金・受賞
- 2008年(平成20年)
- 公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金(あいちモリコロ基金)
- アステラス製薬(株)患者会支援助成 第3回公募制活動資金
- 2009年(平成21年)
- 2011年(平成23年)
- 中日新聞社社会事業団激励金受賞
- 独立行政法人福祉医療機構(WAM)平成23年度社会福祉振興助成事業『結合織疾患の研究報告と災害対策事業』
- 2012年(平成24年)
- アステラス製薬(株)患者会支援助成 第7回公募制活動資金
- アステラス製薬(株)患者会支援助成 第7回公募制活動資金
- 2014年(平成26年)
- 第15回北川奨励賞受賞
- 第15回北川奨励賞受賞
- 2015年(平成27年)
- サービスグラント情報発信支援プログラムプロジェクト型助成
- アステラス製薬(株)患者会支援助成 第10回公募制活動資金