大動脈シンポジウム2024開催報告

「大動脈シンポジウム2024」9月29日(日)開催報告

~大動脈瘤と大動脈解離を知ろう~

マルファン症候群の患者さんや類縁疾患の患者さん・ご家族の方だけでなく、医療関係者等、54名のご参加がありました。
今回は当会会員以外のご参加も多く、「知っていただく」という目的を果たせたように思います。
ご参加のみなさま、どうもありがとうございました。

以下、簡単な開催報告です。
詳細な報告は後日、会報等に掲載する予定です。お楽しみに。

大阪医科薬科大学病院 心臓血管外科
 神吉佐智子先生の講演

急性大動脈スーパーネットワーク(東京)は、
日本だけでなく、世界に誇れる救急システムであること。
救える命が増えた。

医療の地域格差がなくなることを願っている。

大切なことは
大動脈解離を予防すること。

ウォーキングや軽いランニング、自転車など有酸素運動も大事。

「わたしたちの大動脈ストーリー」

大動脈シンポジウム2024_座談会

大動脈解離や大動脈瘤の手術経験のある方たちによる座談会がインタビュー形式でありました。

手術・痛み、仕事、家族、人生計画等、3人の方からの貴重な体験をお伺いすることができました。

Q&Aセッション

ご講演いただいた神吉先生と
特別ゲストの
東京大学医科学研究所 バイオバンク・ジャパン 森崎隆幸先生
大阪医科薬科大学病院 心臓血管外科 大門雅広先生
に、参加者からの質問に答えていただきました。
あっという間に時間が過ぎました。

世界的に大動脈疾患と大動脈解離に対する意識を高める日です。
禁煙などの予防
食事や有酸素運動で予防できること。

症状が出た場合、
一刻も早い救急搬送、的確な診断、手術・治療
が重要になる。

登壇された先生方の

「救える命」をあきらめない!

との熱い思いが伝わってまいりました。

~STOP Aortic Dissection and Rupture~

大動脈シンポジウム2024_集合写真

※参加くださったみなさまへ

 当日の日本マルファン協会スライドは上記よりご覧ください。
 参加者アンケートへのご回答、ご協力よろしくお願いいたします。

末筆になりましたが、ご協力いただきました先生方、座談会患者のみなさま、ご後援いただきました日本循環器協会のみなさまに、心より感謝申し上げます。